婚約破棄を申し出た。縁談は破棄され、男は去るものと思っていたが、粘着質で、ねっとりとやってきた!「ねえ、好きなんでしょ?」うっ。言い返せない……。私は……。
サークル名: | ふがし屋 |
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販売日: | 2024年11月26日 |
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カップリング: | 粘着質な彼×あなた / |
年齢指定: | R18 / |
作品形式: | ノベル / |
ファイル形式: | PDF / |
その他: | 乙女向け / |
ジャンル: | 連続絶頂 / 中出し / 言葉責め / 執着攻め / 乳首責め / |
ファイル容量: |
DLsite価格:275円DLsiteで購入する
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作品概要(引用元:DLsite.com)
婚約破棄を申し出た。
縁談は破棄され、男は去るものと思っていたが、粘着質で、ねっとりとやってきた!
「ねえ、好きなんでしょ?」
うっ。言い返せない……。私は……。75P。
PDF。
彼×あなた「縁談破棄したら粘着質だった」
第一話
最初はネクタイも曲がっておらず、品行方正な清純な男だった。
「ええ。まあ、僕は普通の一般人ですから」
特に、媚びることもなく、奇を衒った行動もしない、そういう言葉も言わなければ、ただ真っ直ぐ見つめてくる――すごく普通のいい人だった。
と、思った。
「で、君は何て言ったんだっけ?」
「あ、えっと、そんなの要りませんって……」
「はは。そうだった、そうだった」
縁談は、上手くいきそうだった。
「じゃあ、今度、どこか行きましょうか。どこがいいですか?」
彼は――一条ハヤトは、そう私に問うてきた。
「えっと、じゃあ、水族館なんてどうですか?」
「ああ、いいですねえ。でも、あれですよ。どうせなら、遊園地でも行きませんか?」
「え? いいですけど……」
「じゃあ、東口で会いましょう」
駅の東口に、午前九時集合ということになった。
私は、遅れないように、早起きして、化粧をした。
最近買った香水を少し薄めて胸につける。
ピアスを通し、櫛で整えたら、家を出た。カードも、財布もある。忘れ物はない。
「待ちましたか?」
「いいや、全然」
彼は、前に縁談で会った時の服装からは想像できないラフな恰好だった。
かっこいい……。
よかった。この人が夫になるのね……。
私は何だか嬉しくなってしまった。
「あの。じゃあ、行きましょうか」
電車に乗って、遊園地まで向かった。
遊園地に到着すると、彼は普通にエスコートしてくれた。
入場券の設定なども、やってくれた。
私は惰性と言えば、おこがましいが、なされるがまま、楽しめた。
少しアトラクションに乗って、一緒にビールを飲んでいると、彼は言った。
「ねえ。香水つけてるでしょ。エロいね」
「ええ。気づきましたか……!? え? 今、何て?」
「どこにつけたのかな」
「首です」
「違うでしょ。もっと下のほうなんじゃないの?」
「は……はあ。どういうこと?」
私が胸につけたことを言ってるのかしら。そんなに匂いきつかった?
ちょっと濃くしすぎたかしら。
それとも、この人、香水が嫌いとか?
「一条さんは、嫌いでした?」
「ううん。違うよ。君のその香水、胸につけたでしょ」
「は、はい」
「エロいねえ」
ん?
ここで気づいて幸運だったかもしれない。
この人、完全に酔っ払っている! それで、不埒なことを口走ってる!
それに気づいて、すぐ、レストランを出た。
「な。どうしたんだよ」
「あなた、公序良俗ってものがないわ! 何で、あんな人が見聞きしている場で、え、え、え、え……」
「だって、エロいじゃん」
「そ、それを公共の場で言わないで!!」
「声がでかいよ。そんなに変なことじゃないだろ。胸につけたのは、君なんだから」
「そ、そうですけど……。それを、あの場で言わないでください」
「君は勤勉だね。エロいってワードだけで、店を出される理由はないよ。ただの言葉なんだから。ただの僕の感想だし」
「それがまずいって言ってるんです!!」
この人、意外とやばい?
「ねえ。君はさ、公共の場でまずいと思ったら、すぐ指摘するタイプ?」
「そんなの、常識です!」
私が言ってること、間違ってないよね!?
こいつ、縁談の場ではいいふうに装ってて、実は、おかしいやつなんじゃないの?
それにもっと早い段階で気づくべきだった。
でも、まだただ酔って言っただけの可能性もある。
早くお酒が抜けるようにしないといけない。
「あの。アトラクション乗りましょう」
「へ? まだ酔ってるから、そこらへんでのんびりしようよ」
――本編へつづく
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