[RJ330052] (太陽の工房) はるかかなた〜私だけのヒト〜

作品概要(引用元:DLsite.com)

平井寧々(ひらいねね)25歳
今日も私は愛用しているTシャツとジーパンで仕事に行きます。
結構面倒で辞めたい。
そんな事を考えながら通勤をしていると幼馴染が話しかけてきた。
「寧々、また仕事をしたくない病か?」
『……煩いな』
「ったく、仕方ないな。頭を撫でてやるから」
幼馴染は私の頭を撫でてくれた。
実はこの人の事を私は密かに思っている。
けれど、一度告白をして断られた。
だから今も引きずっているなんて思われない様に隠している。
会えるだけで幸せなのだ。
私の頭から撫でていた手を幼馴染が退けると背中を軽く押す。
「ほら、仕事無理をせずにしてこい。寧々なら大丈夫だから」
『うん……』
私は時間を見るともう遅刻寸前である。
幼馴染から離れて走って会社に向かう。
それが、行けなかったのだろうか?
突然私の足元に丸い円が現れて光だす。
そこから離れようとするも全く動けないでいた。
私は沼にはまっていく様な感覚に襲われる。
よく見ると私はどんどん地面に吸い込まれていた。
『嘘!?何??幻覚??』
焦り戸惑っていると、気づいた時には顔まで吸い込まれている。
『助けてっ!!』
私が大声を出すが誰も気づかず私は吸い込まれていった。
何か眩しい。
光を感じて私は目を覚ますと目の前にはローブを着た男性が何人も立っていた。
『ここ何処?』
「神のお告げ通り本当に妃様が降りて来られたぞ!!」
「あぁ、これで世継ぎが出来る」
「神様有難うございますっ!!」
私が混乱をしていると老人の男性が私の前に座る。
「妃様、この世界はイルフィナと言う異世界の国でございます」
『異世界??』
「そうです、この世界は妃様がいる世界とは違うのです。神からこの国の妃になる方を召喚したと言うお告げが有りまして、我々はここに来たのです。そして、妃様の旦那様は我が主君である王です」
登場人物
設定
ヒロイン
平井寧々(ひらいねね)25歳
黒髪のロングヘアー。
156cm
胸は小さめだがスタイルは良い。
仕事に行っている途中に神によって異世界召喚をされる。
柔道、空手をしていた為王様に対して手が出る事もある。
幼なじみが大好き。
アルフ=ローラン=イルフィナ(33歳)
身長185cm
鬼畜な王様
銀髪のロングのヘアー。
瞳はルビーの様な赤い色をしている。
斬首等当たりまで、機嫌が悪いと人を殺してしまう。
世継ぎを言われているが、妃を取る必要性を感じない。
(性格は悪いが色気のある身体にイケメンである為)
そこで寧々と会うと少しずつ態度が変化していく。
文庫本サイズ92ページ
pixivでサンプルを置いています。