九の泉は日を見ずに。荒ぶる土地神おきゅうさまの言い伝えが伝わる長野の田舎で、関西弁守銭奴霊能者×男前ヘタレゲイのバディが遭遇する怪異とは。オカルトBLホラー
サークル名: | ロールシャッハテストB |
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販売日: | 2022年11月28日 |
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シリーズ名: | 霊姦体質 |
カップリング: | 拝み屋の孫なイケイケバリバリ関西弁霊能者×性的に霊に好かれやすい霊姦体質のヘタレ男前ゲイ / |
作者: | まさみ |
イラスト: | 冬谷リク |
年齢指定: | R18 / |
作品形式: | ノベル / |
ファイル形式: | PDF / |
その他: | ボーイズラブ / |
ジャンル: | 妖怪 / 幽霊 / ホラー / オカルト / 屈辱 / 超ひどい / 触手 / 異種えっち / |
ファイル容量: |
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「九泉呪牢」のFANZA価格は...330円
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作品概要(引用元:DLsite.com)
茶倉スピリチュアルサービス(通称TSS)の代表取締役・茶倉練(ちゃくられん)はイケイケバリバリの霊能者。
その本性は金にガメツイ関西弁守銭奴で、十年来の腐れ縁・烏丸理一(からすまりいち)を馬車馬の如くこき使っていた。
ある時長野県の日水村(ひみずむら)で土砂崩れが発生、村一番の旧家の後継ぎ・佐沼尚人(さぬまなおと)が死亡する。
「おきゅうさまの祟りです」
喪服の未亡人・佐沼清美(さぬまきよみ)の依頼を受けた二人は早速現地に飛ぶのだが、そこには練と因縁深い恐ろしい怪異が待ち受けていた。
理一&練が活躍する伝奇オカルトBL、「霊姦シリーズ」長編です。
R18・R18G描写有。「痛くされんの嫌いちゃうやろ」
紐を通した鴨居がギシギシ耳障りに軋む。顔に張り付く布が蒸れて気持ち悪い。
前にいるのは本当に茶倉なのか。茶倉に化けた悪霊じゃねえのか。それなら悪趣味なまねも納得いく、だって俺たちは
『次は般若心経デラックスリミックス聞かせたる。そっちも喉鍛えとき』
友達だったはずだ。
「!い゛ッ、」
「エロい体。もうしたたっとる」
下着ごとズボンを下ろされた。下肢が外気にさらされ毛穴が縮む。剥き出しのペニスを手が包み、緩やかにしごきだす。
湿った布の奥でギュッと目を閉じ、不快な感触を追い出そうとする。すかさず残りの手が脇腹をまさぐり、胸板を這い回る。
「ひゃうっ」
「ここがええんか。ピンクに色付いて、すっかり開発されとる」
甘く鋭い痛みが走る。乳首を抓られた。乳首のしこりをこりこり楽しみながら、反対の手で俺の股間をまさぐり、鈴口から分泌されたカウパーを全体に塗していく。一番感じる裏筋をなぞり、張り詰めた睾丸をもみほぐし、会陰のふくらみを指圧する。
「あっ、あっ、ぁあっ」
「悪霊にまわされんのホンマは楽しんどったんちゃうか、夢中で腰振っとったもんな」
「違ッ、ぁ」
「正直に言うてみ。ジブンから体開いて誘ったんやろ」
茶倉は上手い、手と指の技巧だけで俺を良くしていく。かと思えば首筋を甘噛みされ、電流が駆け抜ける。
こんなの強姦と大差ねえ、合意の上の行為なんて断じて認めねえ。人を呼ぼうと決断、深呼吸した矢先。
「ヤッてるとこ見られてもかまへんの。晒しものになりたいゆうなら止めへんけど、まず間違いなく変態の烙印おされるで」
清美さんや藤代さんの顔が脳裏に過ぎり、唇を引き結ぶ。ただでさえ山奥で木に発情する変質者と疑われてるのに、この上目隠し緊縛プレイが趣味なんて誤解されたくねえ。大前提として、今踏み込まれたら恥をかく。
「さぞかしたまげるやろな、神聖なお山でマスかいた次は座敷でよがっとるんやから。裸一丁で叩きだされたかて文句言えん」
怒りが爆ぜた。虚勢を張って凄む。
「てめえも同罪だろ、男を強姦してる現場に踏み込まれたら茶倉練の名前に傷が付くぞ」
「一蓮托生か」
「ぎっ」
だしぬけに腕が攣る。鴨居に通した紐が引っ張られたのだ。
足裏が畳を掠り、重心が不安定に傾ぐ。次いで茶倉が顎を掴み、正面に固定する。
「お前を道連れにどん底まで堕ちるんも一興かもな」
自暴自棄に吐き捨て、俺の体をもてあそぶ。
「茶倉ッ、ふぁっ、そこっや、待ッ」
「ちなみに一蓮托生ちゅーんは有り難~い仏教用語、善行を積んだもん同士が極楽浄土の蓮の花に生まれ変わる事をさす。転じて物事のよしあしに関わらず、運命をともにする相方をさすようになったらしいで。俺たちも親指姫みたく蓮にくるまれて転生するか、どうせ腐れ縁なら極楽地獄どっちにも付き合うたってくれや」
饒舌な蘊蓄がまるで頭に入ってこねえ。長くしなやかな指が器用に蠢き、片や勃起したペニスを、片や乳首をねちっこく責め苛む。
「ぁッ、ふっ、あぁ」
噛み殺した吐息が次第に喘ぎ声へ変わっていく。猿轡を噛まされてねえのが幸か不幸か判断付かねえ。茶倉の脅しはてきめんだ、関係ねえ清美さんや藤代さんを巻き込むのは嫌だ。
「悪ふざけも大概にしろ、お前おかしいよさっきから……藤代さんのお袋さんに会ってから、おきゅうさまの昔話聞かされてからずっと変じゃん、なんかひっかかってんなら黙ってねえで言えよ!どうしちまったんだよ、らしくねえよ。お前はクソ守銭奴ですかしたヤなヤツだけど、こんな強引なやりかたしなかったじゃねえか」
「最近マンネリさかい趣向を変えてみたんや。お気に召さんか」
頬に湿り気が滴った。
「俺のせいか」
馬鹿だから。
「だからキレたのか」
鈍感だから。
「風呂覗いたからキレてんのかよ。いきなり開けて悪かった、ごめん謝る。先に入ってるなんて知らなかったんだよ。でもあんな」
喉が渇いて舌が突っ張る。言葉が続かねえのは息苦しい程の罪悪感のせい。
「背中の傷痕のせいで、脱がなかったのか」
「……」
「旅館で温泉パスしたのも修学旅行サボったのも、全部あの傷痕のせいか。ばあちゃんにやられた……」
知らなかった。言ってほしかった。頼ってほしかった。ずっと俺だけ甘えてた。
お前が祖母ちゃんを憎む理由が、よくわかった。
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