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振込め詐欺の前科持ちフリーター青年・悦巳をある日突然高級車で拉致りにきたのは被害者の孫で俺様若社長・誠一。 「警察がいやなら俺と契約するか?」 誠一が出した条件とは、住み込みの家政夫として誠一の一人娘・みはなの面倒を見ることだった。 (ホームドラマ/子持ち社長×元詐欺師家政夫/傲慢俺様攻め×一途わんこ受け/年の差)本編完結後の短編を全15本収録しました。

オレオレ御曹司短編集
サークル名:ロールシャッハテストB
販売日:2022年11月29日
シリーズ名:オレオレ御曹司
カップリング:子持ち俺様若社長(27)×元オレオレ詐欺師わんこ受け家政夫(19) / 
作者:まさみ
イラスト:襟花瞳
年齢指定:18禁 / 
作品形式:ノベル / 
ファイル形式:PDF / 
その他:ボーイズラブ / 
ジャンル:オールハッピー /  / 俺様 / 社長 / ラブラブ/あまあま / 日常/生活 / ほのぼの / 同居 / 
ファイル容量:

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作品概要(引用元:DLsite.com)

振込め詐欺の前科持ちフリーター青年・悦巳をある日突然高級車で拉致りにきたのは被害者の孫で俺様若社長・誠一。
「警察がいやなら俺と契約するか?」
誠一が出した条件とは、住み込みの家政夫として誠一の一人娘・みはなの面倒を見ることだった。
(ホームドラマ/子持ち社長×元詐欺師家政夫/傲慢俺様攻め×一途わんこ受け/年の差)
まさみの長編BL小説「オレオレ御曹司」本編完結後の番外編15本を全収録しました。
ほのぼの・甘々・オールキャラ
「ジルコニアブーケを捧ぐ」以外は健全・全年齢向けです。いちゃいちゃはあります。
◆目次◆
「正しいの手の繋ぎ方」
「貴方とキスの飽和量」
「二人の秘密と帰り道」
「世界中の名なしの猫」
「わたしの家族」
「歯ブラシのキス」
「愛情は適量で」
「クリスマスベア」
「妖精のあしあと」
「ジルコニアブーケを捧ぐ」(R18)
「サマースノーとホットココア」
「ブライダルピンク」
「みはなさく」
「ハロウィンなので仮装します」
「魔法使いの夜」
表紙は襟花瞳さまによる大志とみはなのティータイムです。「誠一さん!」
その後ろ姿を見間違えるはずもない。
スーツが似合う広く逞しい肩幅と背中は彼がよく知る男のもので、毎日見ているのだから間違える方が難しい。
今朝もみはなと並んで元気に送り出したその背中をスーパー帰りに近所で見かけるとは思わなかったが。
逸る気持ちに急き立てられ、軽快に地面を蹴って駆け寄る。
振れ幅に合わせ小脇に下げたスーパーの袋がうるさく音を立てる。
騒々しい気配に振り向いた誠一が迷惑そうに眉をひそめる。
「お前は人間拡声器か?自分がいかに騒々しく落ち着きない人間か近所中に宣伝して回りたいのか、恥ずかしい奴め」
「すいません!でもなんでこんなとこに?歩きだなんて珍しいっすね、いっつも車なのに」
「最近体がなまってるから行き帰りに少し歩こうと思ったまでだ。みはなは?」
「うちでおるすばんっす」
「ひとりか」
「アンディ部隊が見ててくれるから安心っす」
「ついてこなかったのか、珍しい」
「好きなアニメがやるんですって」
「なるほど、それで」
「子供の集中力ってすごいっすよねえ。一度入りこむと声かけても全然気付いてくんなくて、顔の近くでぱんっ!てねこだまししてもシカトされちって……まあ俺も昔はあんなかんじだったけど。誠一さんも心当たりあります?戦隊ヒーローものとかかぶりついて観てたくちじゃねっすか、案外。俺は黄色が好きだったんすけど誠一さんはやっぱ黒っすかキャラ的に」
今日の悦巳はいつにもましてハイテンションだ。誠一と並んで歩ける事がそんなに嬉しいのか、しきりにしゃべりかけてくる。
体裁を考えろと苦言を呈しかけ、体裁を気にするなら男ふたり寄り添い歩くこの状況こそおかしいと忸怩たる思いを懐く。
すれ違いざま物好きな一瞥を投げてよこす主婦に気付いているのかいないのか、ひとり浮足立つ悦巳のおしゃべりはとまらない。
体裁を気にかけるならもう少し離れて歩けばいい。
距離の取り方をはかりあぐね、憮然と黙り込んだ誠一の耳に現金なお願いが届く。
「誠一さん、持ってくれませんか。これ重くって」
いたずらっぽくスーパーの袋を掲げる悦巳を冷たくあしらう。
「断る。買い出しはお前の仕事だろう」
「ちぇ。ケチ。あ、わかった、握力に自信ないんでしょ?」
「馬鹿言え、ジムに通ってたんだぞ」
「ジムで鍛えてるとかさんざえばってたくせにスーパーの袋一つまともに持ち上げられないなんてとんだもやしっ子ですね~そんなんじゃみはなちゃん肩車できませんよ?」
揚げ足取りのにやけ顔に腹が立ち、その手ごと袋を持つ。
「これで文句ないだろう」
手の上から握り締められ面食らう悦巳をよそに有無を言わさぬ大股で歩き出す。
「ちょ誠一さん、あんまし速く歩かないでくださいコケちゃいますって!」
「短足の歩幅に合わせてたら日が暮れる、夕飯に間に合わん」
「-っ、誰が短足っすか誰が、俺はバリバリ平均っスよ!そうやって世の中全部自分の物差しで測らないでくださいよあったまきた、アンタの足がフツウより長いだけでしょうに!」
悦巳の顔が赤いのはからかわれた怒りのせいばかりでもない。
徒歩や自転車ですれ違う通行人の注目を浴びつんのめりつつ歩くうち、次第に逆らう元気をなくし手の力を抜く。
「……初めてだったのに……」
胡乱げに振り向けば、異議申し立ての代わりにむくれてそっぽを向く。
「いつもつないでるじゃないか。みはなと」
「誠一さんとはって意味です。いっつもみはなちゃん真ん中に挟んでるからこの並びで手え繋ぐの新鮮で、それで」
さしずめもっとムードある展開を期待していたのだろう、男心は複雑だ。「わたしの家族」
4年1組 児玉みはな
わたしの家族はお父さんとえっちゃんです。
お母さんはわたしが小さい頃にお父さんと離婚して家を出ました。でも仲が悪いわけじゃありません。今でもメールのやりとりをしています。
時々パリの絵葉書が届くので大事にお部屋に飾ってます。
水彩画でパリの街並みを描いたおしゃれな絵葉書はわたしのお気に入りで、壁のコルクボードに画びょうで留めてコレクションしてます。
お母さんは元気だけどそっちはどう?で、最初の一行は必ず始まります。
わたしは元気だよ、と返します。お父さんもえっちゃんも元気だよ続けると、それはどうでもいいとむくれます。どうでもいいことはないと言い返すと、のろけを聞かされるのはいやよとすねます。
大人なのになかなか難しい人です。
いいえ、大人だから難しい人なのでしょうか。わたしにはよくわかりません。でもわたしにとってはいいお母さんです。遠く離れた外国にいてもわたしのことをいつも考えてくれます。今はバリスタとしてパリの喫茶店でバリバリ働いてます。……あ、だじゃれじゃありませんのであしからず。
別れた旦那よりイイ男を見つけてやるんだから、がお母さんの口癖です。
お父さんは貿易会社の社長です。取引や出張や接待で忙しくて、毎日帰りが遅いです。疲れているのかイライラしてる事が多いです。眉間にはいつも皺、口はへの字に曲がってます。
友達の岡田さんは「みはなちゃんのお父さんてかっこいいね、うちのパパととりかえっこしてよ」と言いますが、私が勝手にOKをだしたらきっとえっちゃんが哀しむので、この話はなしの方向で。
えっちゃんはわたしが幼稚園の頃に家にやってきた家政夫です。かせいふだけど男の人です。まだ24才、四捨五入したらはたちで若いです。……と本人は主張してます。
一緒に住んでるんだよと説明すると、うちに遊びに来た友達は「どういうこと?」とみんな不思議そうな顔をします。みんなのうちには家せいふさんがいないそうです。家せいふさんはフツウ女の人なんだよ、と言われた事もあります。
でも男の人が家せいふになっちゃいけない法律はないし、わたしは男の家せいふさんがいてもいいと思います。みんなのいえはどうか知らないけど、これがウチのフツウだから。
岡田さんはえっちゃんの事をお父さんの愛人だと言いました。岡田さんのお姉ちゃんが持ってる漫画では、男の人に彼氏がいたり愛人がいるのはよくある事なんだそうです。今度貸してもらう約束をしました。とても楽しみです。
くれぐれもお父さんや家せいふさんには見つからないように、面倒くさいことになるよと口止めされたけど……

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